2017年度第1回OneBridgeセミナーが開催されました。

Event Date: 4.17.2017

2017年度の第1回One Bridgeセミナーが一橋大学国立キャンパスのマーキュリーホールで開かれました。今回はNPO法人共生社会を作るセクシュアルマイノリティ支援全国ネットワーク代表理事の原ミナ汰氏をお招きして“Why is “Coming Out” still a Major Obstacle in Japan”– Thoughts on personal identity and social affirmation through LGBTQ phone counseling—というテーマで講演をしていただきました。

講演では、まず原氏が現在関わっている「よりそいヘルプライン」に寄せられる性別や同性愛に関する相談の現状をお話しいただき、具体的な事例を挙げて、どのような混乱が起こりやすいかを説明いただきました。原氏からは学生達には馴染みのうすいXジェンダーという概念について、問いかけを交えながら解説していただき、学生達からも積極的に質問が出ていました。

その後はカミングアウトの現状や性役割(社会的に期待される役割)に関するお話がありました。特に男性は職場で自身の性役割を感じることが多いというデータから、具体的にどのような言葉が性役割を感じさせるのかといった説明もあり、今後社会に出て行く学生達にも、職場の心理的安全性を高めるコミュニケーションについて考えるきっかけとなりました。

今回も渋沢スカラープログラムの学生だけでなく、留学生や大学院生など、国籍・所属も多様な参加申し込みがありました。今年度第1回目のセミナーとなった今回は、ネットワーキングの時間に原氏に質問する姿だけでなく、学年を超えて学生同士が交流する姿も見られ充実した場となりました。